脱力ホームスクール

年子を育てる働くママの家庭学習の記録

【こどもの教育】ママである重責とうまく付き合うこと

4月から小1の第一子と共に、「学び」について日々考えている脱力ママ虹です。


保育園の知育ドリルにどハマりし、ぬりえの時間も裏にびっしり単語、アルファベット、たし算を描いてくる我が子の好奇心を満たすため、特に入学準備とかいうこともなく始めたZ会。毎月あっという間にワークブックを終わらせてしまうので、一緒にやりたいという年少いとはんに用意したポピーも併用しておりました。


で、小1の4月。まあそのままメインのZ会を続けよう(多分ポピーまで手は回らないので、こちらは休会)ということで収まっておりますが、合わせて再検討している英語学習なんかも調査していて思うこと。


当たり前だが、就学と同時に一気にお勉強感が満載になりますねぇ。。。


この「もう小学生ですから、お勉強モードにスイッチです!」的な空気について、我が子を見ている親としては、「そんなに単純な話ではないと思うけどなぁ」というのが本音。


坊が大人から見れば勉強と言えるようなことをモリモリやっているのは、「勉強」だからではないんですよね。彼にとっては楽しい、面白い。LEGOとなにひとつ違いがない「遊び」なんです。


3月から4月になるからって、坊の脳みそは今の延長で世の中を捉えています。今彼の中で起きている「いろんなことを吸収して自分も使ってみることが楽しい」モードを、就学するからってストップしたくないのが、偽らざる母心です。


家庭学習をうまく進めるコツは、なにはなくともわが子をよくみること。そんな風におっしゃる先輩ママさんは多数。だからそれは真実だと思います。


家庭学習の良いところは、世の中のやり方と違うこともできるし、同じようにもできるところ。だったら親は我が子をよく見て、我が子に一番合うと思うやり方を(それがちょっと他とは違うやり方でも)与えてあげたらいいのだろうなと思います。


でもなんか、家庭学習やおうち学習のブログをみていると、結構迷走しちゃってる方も多いんだなぁと感じます。


私は坊が妊娠中、産後が怖くて散々情報収集しました。ねんねトレーニングとかイギリス式とか。。。産後1ヶ月は本当に辛かったです。


私が失敗したら、この子のこれからの人生はどうなってしまうんだろう?


毎日その恐怖で、泣いていました。(いとはんの時?この時は体力的に必死すぎて泣いていた(笑))あの頃の精神状態が、過去1番やばかったと思います。。。


家庭学習や英語教育などで迷走しているママたちは、あの頃の私のよう精神状態なんじゃないかなと、数々のブログを拝見していて感じました。


「我が子の人生に対する責任の重さ」は、母親になった女性は皆抱えるもの。いくつになってもママである以上、この重責とどう折り合いをつけるかが、ママ業で最も大変なことなのかもしれないですね。


そして責任の重さに苦しんでいるからこそ、仮想敵、仮想批判者を作ってしまうのもママの心理。でもホント、これは傷口に塩を自分で塗り込むだけだから、今すぐ気づいて止めるべき。


ある学習法が我が子に合うようだ、と始めたものの、そこで推奨されるもの全てがその子に合うわけではないのだけれど、一字一句同じようにやらなきゃ「どこかから叱られる」ような気になってくる。でもあくまで学習法はひとつのやり方。既存のやり方を我が子に合うようにどのようにでも応用できるのは、親だからこそ。


誰になにを言われたところで、我が子の人生を誰よりも考えているのは自分自身以外にいないわけだから、心の中に現れる仮想敵、仮想批判者はプチっと踏み潰して我が子をよくみること「だけ」にフォーカスする。


「我が子をよくみる」という言葉には、そういう意味もあるのではないかなと感じます。我が子の人生に対する重さをしっかり受け止めれば、他の声は参考程度にしか聞こえなくなるってことなのかも。


私が坊をみる限り、まだお勉強モードにスイッチポン!は無理だということ。まだもう少し、彼は学びの楽しさを味わうのが良いということ。


幸いZ会は巷のイメージとは異なり(?)、単純な計算問題や書き取りをせっせとやらせるというより、頭を使う謎解き要素が多い傾向です。そして低学年のうちは座学もだけれど体験学習を重視する姿勢。坊もキャラクターを気に入っているので、とりあえずやってみて、ダメならポピーに切り替える、最悪通信教材自体やめちゃう、いろいろやり方はあると思って気楽にいこうと思います。


我が子の人生への責任と上手に付き合うこと。ママとして忘れないようにしたい視点です。